2006年04月22日 23:14
「グロテスク」この意味を辞書で紐解くと、「異様な 奇怪な」といった言葉が並びます。
この、グロテスクという聞きなれた言葉も文様と深い関わりがあります。
中央室の壁画(部分)
フレスコ画 BC.64-68 ローマ ドムス・アウレア(黄金宮殿)
1480年前後 ローマ エスクィリーノの丘中腹、古代ローマ皇帝ネロのドリス・アウレア(黄金宮殿 BC.64~68)が発見されました。
その地下回廊の内部は、奇怪な生き物、羽根の生えた猛獣や尾ビレを持った馬などが、
花綱や人工物と共に描かれ装飾されていました。

クリュプトボルティコのヴォールトにうがたれたルネッタ(部分)
フレスコ画 BC.64-68 ローマ ドムス・アウレア(黄金宮殿)
この、古代ローマから時を経て再び現れた文様は、
当時の画家達には新鮮に映り多大な影響を与えることになりました。
威信の回復を願う教会の政治的背景も手伝い、またたく間に欧州に広がりました。
この 異様な 奇妙な 装飾文様が発見された ”洞窟=グロッタ” にちなみ
(実際は遺跡であるが、瓦礫に埋もれ洞窟の様な状態になっていた。)
「グロテスク」文様と呼ばれる様になりました。
この、グロテスクという聞きなれた言葉も文様と深い関わりがあります。
中央室の壁画(部分)

フレスコ画 BC.64-68 ローマ ドムス・アウレア(黄金宮殿)
1480年前後 ローマ エスクィリーノの丘中腹、古代ローマ皇帝ネロのドリス・アウレア(黄金宮殿 BC.64~68)が発見されました。
その地下回廊の内部は、奇怪な生き物、羽根の生えた猛獣や尾ビレを持った馬などが、
花綱や人工物と共に描かれ装飾されていました。

クリュプトボルティコのヴォールトにうがたれたルネッタ(部分)
フレスコ画 BC.64-68 ローマ ドムス・アウレア(黄金宮殿)
この、古代ローマから時を経て再び現れた文様は、
当時の画家達には新鮮に映り多大な影響を与えることになりました。
威信の回復を願う教会の政治的背景も手伝い、またたく間に欧州に広がりました。
この 異様な 奇妙な 装飾文様が発見された ”洞窟=グロッタ” にちなみ
(実際は遺跡であるが、瓦礫に埋もれ洞窟の様な状態になっていた。)
「グロテスク」文様と呼ばれる様になりました。
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