2009年07月30日 13:02
ネン鏝(電気ネン)の先端を自作しました。
新たに先端が平板のハンダ鏝を購入し試みようとも考えましたが、
手軽に加工する方法が暁工房さんに紹介されていたので真似て作ってみました。

4mmの真鍮丸棒をヤスリで削り出す。只それだけです。

ネン鏝を使うのは初めてなので色々な革で試してみました。

革の右端がネン鏝 左が自作玉ネン
上:ヌメ系(右はオイル)
中:クロム系
下:特殊加工系(右 エナメル 中 メタル調 左 豚革)
ネンを引く革によって温度調節するべきでしょうが、
初の試みなので同じ条件で比べてみました。
試すにしても温度が高すぎた気がしますが…
ヌメ系 予想通り焦げ易いです。オイルを加えたものはあっという間に焦げます。
低温で使うべきでしょうか。
個人的には、加熱しなくても綺麗にネンを引ける事が多いので
ヌメは基本的にネン鏝を使わない方向で。
ネン引きに焦げ色を出したくないですし…
クロム系 革によってはネンがなかなか引けないなぁと思っていたので、
威力を発揮するのはクロム系でしょうか。高温でも綺麗に引けます。
もちろん、明るい色の革は焦げ跡がつくので温度管理が必要。
特殊加工系 エナメルは塗装が溶けてます。
塗料の種類によって違いがあるでしょうが注意が必要かな。
先端を専用に加工した方が綺麗に引けそう。
メタル調の革
ネン鏝で引いた箇所のメタル色が剥れています。
この革、いったいどういった加工がされてるのか分かりません。
なので判断しづらいです。
想像するに、箔みたいなものが貼られているのか蒸着してるのか???
豚革
この革は裏貼りに良く使ってますが、
今までどんな処理がしてあるか気にした事がありませんでした。
ネン鏝で引くと表面の塗料が少し溶けた感触があります。
革の切断面には多少色が入っているので、
顔料多め、染料と混合で着色してるのでしょうか?
溶けてるのは樹脂系メディウム?
長々とレポートしましたが簡単にまとめれば、
どの革でも試してから温度の調節が必要ということでしょうか。
当たり前か…
新たに先端が平板のハンダ鏝を購入し試みようとも考えましたが、
手軽に加工する方法が暁工房さんに紹介されていたので真似て作ってみました。

4mmの真鍮丸棒をヤスリで削り出す。只それだけです。

ネン鏝を使うのは初めてなので色々な革で試してみました。

革の右端がネン鏝 左が自作玉ネン
上:ヌメ系(右はオイル)
中:クロム系
下:特殊加工系(右 エナメル 中 メタル調 左 豚革)
ネンを引く革によって温度調節するべきでしょうが、
初の試みなので同じ条件で比べてみました。
試すにしても温度が高すぎた気がしますが…
ヌメ系 予想通り焦げ易いです。オイルを加えたものはあっという間に焦げます。
低温で使うべきでしょうか。
個人的には、加熱しなくても綺麗にネンを引ける事が多いので
ヌメは基本的にネン鏝を使わない方向で。
ネン引きに焦げ色を出したくないですし…
クロム系 革によってはネンがなかなか引けないなぁと思っていたので、
威力を発揮するのはクロム系でしょうか。高温でも綺麗に引けます。
もちろん、明るい色の革は焦げ跡がつくので温度管理が必要。
特殊加工系 エナメルは塗装が溶けてます。
塗料の種類によって違いがあるでしょうが注意が必要かな。
先端を専用に加工した方が綺麗に引けそう。
メタル調の革
ネン鏝で引いた箇所のメタル色が剥れています。
この革、いったいどういった加工がされてるのか分かりません。
なので判断しづらいです。
想像するに、箔みたいなものが貼られているのか蒸着してるのか???
豚革
この革は裏貼りに良く使ってますが、
今までどんな処理がしてあるか気にした事がありませんでした。
ネン鏝で引くと表面の塗料が少し溶けた感触があります。
革の切断面には多少色が入っているので、
顔料多め、染料と混合で着色してるのでしょうか?
溶けてるのは樹脂系メディウム?
長々とレポートしましたが簡単にまとめれば、
どの革でも試してから温度の調節が必要ということでしょうか。
当たり前か…
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