2011年05月16日 12:58
製靴道具のお手入れです。
赤錆を落とし、錆防止に金属の黒染めをします。
以下、薬品を使うのでマネをする人は自己責任でお願いします。
まず、全体に浮いた赤錆落とし。
サンドペーパーなどで磨いて落とすのは大変面倒。
塩酸に漬けて錆を溶かします。
ここで登場するのが、

「まぜるな危険」や「酸が効く」が一際目を引く
サンポール、塩酸系の洗浄剤。
これをバットに原液のままあけ、道具の金属部分を漬け込みます。
ここから暫く写真を取り忘れました。
刃物は鋼が溶けて勿体無いので革包丁以外で、、、
まずはバットのサイズに限界があるのでピンサーとアイロン類だけ。
1時間半ほど漬け込むと錆が浮き、
それを水で洗い流し念のため重層で酸を中和。
サンポールに重層を直接入れると急激に発熱して危険、やらないように。
手の油分が道具に付くと黒染めが上手く出来いので、
次の工程に入るまでビニール手袋着用します。
ちなみ私はピニール手袋、マスク、ゴーグルの完全武装で挑みました。
次は金属の黒染めです。
黒染めと言っても染めるのではなく、表面を黒錆で被い錆を防止します。
金属染め専用の薬品も市販されていますが、私はお手軽な方法をとりました。
濃い目のお茶に酢を加えた液に道具の金属部分を一晩漬け込みます。
私が使ったのはお茶の葉代わりに古くなった紅茶の葉。

紅茶+酢に金属部分を投入、紅い液がみるみる真っ黒に・・・
一晩経過し取り出すと

良い感じの黒に。
真鍮パーツは染まらず。

ピンサーの方が真っ黒。
溶接部分も染まってません。

ミシン油を塗布、浮いた黒錆を布で拭き取り。
革に当たる面を磨いて黒錆を落とし金属部分は終了。
後は使う間に手の油分でぬぺぇ~っとした黒になるかな。
次回は柄を手入れします。
赤錆を落とし、錆防止に金属の黒染めをします。
以下、薬品を使うのでマネをする人は自己責任でお願いします。
まず、全体に浮いた赤錆落とし。
サンドペーパーなどで磨いて落とすのは大変面倒。
塩酸に漬けて錆を溶かします。
ここで登場するのが、

「まぜるな危険」や「酸が効く」が一際目を引く
サンポール、塩酸系の洗浄剤。
これをバットに原液のままあけ、道具の金属部分を漬け込みます。
ここから暫く写真を取り忘れました。
刃物は鋼が溶けて勿体無いので革包丁以外で、、、
まずはバットのサイズに限界があるのでピンサーとアイロン類だけ。
1時間半ほど漬け込むと錆が浮き、
それを水で洗い流し念のため重層で酸を中和。
サンポールに重層を直接入れると急激に発熱して危険、やらないように。
手の油分が道具に付くと黒染めが上手く出来いので、
次の工程に入るまでビニール手袋着用します。
ちなみ私はピニール手袋、マスク、ゴーグルの完全武装で挑みました。
次は金属の黒染めです。
黒染めと言っても染めるのではなく、表面を黒錆で被い錆を防止します。
金属染め専用の薬品も市販されていますが、私はお手軽な方法をとりました。
濃い目のお茶に酢を加えた液に道具の金属部分を一晩漬け込みます。
私が使ったのはお茶の葉代わりに古くなった紅茶の葉。

紅茶+酢に金属部分を投入、紅い液がみるみる真っ黒に・・・
一晩経過し取り出すと

良い感じの黒に。
真鍮パーツは染まらず。

ピンサーの方が真っ黒。
溶接部分も染まってません。

ミシン油を塗布、浮いた黒錆を布で拭き取り。
革に当たる面を磨いて黒錆を落とし金属部分は終了。
後は使う間に手の油分でぬぺぇ~っとした黒になるかな。
次回は柄を手入れします。
コメント
きみどり | URL | -
Re: 製靴道具2 錆落とし~黒染め
こんなことしているのか…知らなかった。プロの技?え~~。道具もすごい・・・年期を感じさせる。ふーーーん・・・すごいですね。目が点。
ご自慢の作品っていうのはいっぱい見るけど…この道具は・・・
やっぱり感動!!!こうやって作品や生まれていくのね・・・すごい。
( 2012年01月12日 16:51 [編集] )
INU | URL | -
Re: Re: 製靴道具2 錆落とし~黒染め
>きみどりさん
こんにちは。お返事がすっかり遅くなりすみませんでした。
(遅過ぎかも・・・)
中古の道具なので年季が入ってます。
こういったアナログな道具は、
修理したり自分に合うよう手を加えて長く使えるので愛着も沸きます。
( 2012年03月14日 14:23 [編集] )
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